「またげるリンゴの木」って?

2010-11-21 07:00 am by 須坂新聞

観光 icon 須坂市観光協会が運営する蔵のまち観光交流センター(東横町)の庭園に今冬観賞用として植えた3本の「またげるリンゴ の木」に約20個の実が赤く色づき、14日、初成り観賞会が開かれた。会場には関心のある多くの人たちが訪れ、寄贈者の元県果樹試験場長の小林祐造さん(77、須坂市小河原町)の説明に聞き入った=写真。
 木は今年2月2日に植栽、小林さんに管理を委託していた。種類は花芽が多く付きやすいタイプのフジで、小林さんは15年ほど前から栽培、昨年11月にNHKテレビ「趣味の園芸」で放送され、反響を呼んでいた。
 木の高さは約1m、枝は横に広がり、大人が手を広げたほどになっている。小林さんは「またげるリンゴの木は正式にはステップ・オーバー・アップル、樹高がまたげるほど低いリンゴの木という意味で、全国に先駆けて栽培した。須坂が発祥の地であることを広く知ってもらい、大勢の市民や観光客に親しんでもらいたい。植え付けた年にしてはまあまあの出来。来年はもっと力を付ける」などと説明、参加者の質問に答えていた。
 観賞会のあいさつで三木正夫市長や駒津健一市観光協会長は「またげるリンゴの木が果樹王国須坂にふさわしい名物となり、観光交流センターが須坂の情報発信基地としての役割を一層高められるよう、これからどんどんPRしていきたい」と話した。
 観賞適期は12月初旬まで。問い合わせは同センター☎026-248-6867。

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