2010-11-07 07:00 am by 須坂新聞
第27回全国商業高校英語スピーチコンテスト県大会(県商業高等学校長会、県商業教育研究会主催)は23日、塩尻市の県総合教育センターで開いた。スピーチの部で須坂商業高の松沢孝彦君(3年、須坂市上中町)が優勝にあたる最優秀賞に輝いた。同校生徒の最優秀賞受賞は初。2回目の挑戦で栄冠に輝いた松沢君は来年1月に東京で開く全国大会へ出場する。
スピーチの部は3分半の時間内に自由な題材で発表。発音、抑揚などの音声面と文法・語彙(ごい)面などの英語力、発表態度、発表内容を総合的に評価して審査した。
松沢君は所属する吹奏楽部内で音楽性の違いから起きた発表内容をめぐってのトラブルと、話し合いによってそれをいかに乗り越え全員が一致団結して大会に臨んだかをテーマにスピーチした。
英語同好会にも所属し、外国人の英語講師から発音などのアドバイスを受けるなど練習を積み重ねてきた松沢君は「アクセントや抑揚などの苦手な個所を意識して臨んだ。暗記していたはずの言葉がうまく出てこず突っ掛かってしまう場面があったので、優勝できてびっくりしている。自分の伝えたかったスピーチの内容を評価されて優勝できたのでうれしかった」と喜んだ。
全国大会は各都道府県の代表が出場する。松沢君は「アクセントや発音など県大会で不完全だった部分を修正し、県大会と変わらずスピーチの内容をしっかり伝えられるよう、結果は気にせず頑張ってきたい」と意気込んでいる。
英語同好会顧問の宮崎麗教諭は「英語が好きで意欲的に勉強に取り組む姿勢に頭が下がる。商業にも不可欠な英語の必要性を他の生徒たちにも伝えていきたい」とたたえた。
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