2010-11-07 07:00 am by 須坂新聞
県は4日、各職種の県内第一人者20人をたたえる「信州の名工」(卓越技能者知事表彰)に長岡敏さん(50、須坂市福島町)を選んだ。職種は内装仕上げ工。表彰は今月17日、県庁で開く職業能力開発促進月間表彰式で。
須坂園芸高校を卒業後、昭和54年に入社し32年目。主にビルの内装工事に携わり、現在は工事部の職長。
平成元年にプラスチック系床仕上げ工事作業で一級技能検定(一級内装仕上げ施工技能士)に合格。平成8年の第15回技能グランプリ(一級技能士全国技能競技大会)では、内装仕上げ施工プラスチック系で第1位・金賞・労働大臣表彰に(前年第14回は第2位・銀賞)。平成19年度の第16回建設マスター(優秀施工者国土交通大臣顕彰)にも輝いた。
長岡さんは「信州の名工はあまりにも重い。できるなら10年くらい先にもらいたいが、今後も一生懸命やりなさいということと受け止めている。工期が決まっている現場は多職種が作業する。時間と相手がある中で最善を尽くすことを念頭に、名に恥じない仕事をしていきたい」と話す。妻とき子さん。
信州の名工は、技能者の意欲増進や技能水準の向上、社会的評価の高揚を図る目的で昭和45年から実施し、被表彰者は848人になる。
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