2010-10-17 07:00 am by 須坂新聞
須坂市福島町の丸山厚さん(71)らりんご農家有志は、りんご3兄弟に続く、須坂の新しい中生種として「秋ひかり」の普及とブランド化を図っている。
秋ひかりは須坂市小河原町出身の飯島貞次さん(長野市長沼)が10数年前、フジと紅玉を交配して育成した。ほどよい酸味と甘み、濃い赤色が特徴。熟期は9月下旬〜10月上旬。人気の3兄弟がサビや色付きなどデリケートな課題がある一方、秋ひかりは霜害などに強く比較的栽培しやすいという。
飯島さんは命名することもなく地元スーパーマーケットなどで販売、静かな人気となっていた。そこに注目した丸山さんらは今春、推進協議会を10数人で設立、秋ひかりと命名して普及を目指すことにした。商標登録済。
同協議会は7日、現地検討会を飯島さんの畑で開いた。参加者約30人のうち、20数人が須坂の農家。当日は色合いや大きさ、味など、いずれも好評。
丸山さんは「丈夫で栽培しやすい。しかもおいしく、微妙な酸味は料理用にも適している。厳しい時代だが、夢や希望を持って、新しいブランドに育てたい」と話す。栽培農家を随時募集。問い合わせは丸山さん☎026-245-3155まで。
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