来月スタートの「ぷれジョブ」とは?

2010-10-09 07:00 am by 須坂新聞

学校・教育 icon 須坂発・特別支援教育を考える会の「ぷれジョブ」推進会議(菅沼美知子会長、田幸康宏副会長、総勢15人)は、岡山県倉敷市で平成15年に始まった、障害のある子供の体験活動・インターンシップ(ぷれジョブ)を、県内で初めて来月開始する。墨坂中学校区を対象に小学生3人が参加する予定。先月開いた保護者説明会で菅沼会長は「地域の子を地域で育てるには地域の理解が必要。手を差し伸べてくれる地域力を信じて小さいうちから地域に知ってもらおう」と呼びかけた。
 ぷれジョブは就職を目指すものではなく、雇用関係はない。今ある力を使って週1回1時間程度、仕事や職業を体験する課外活動。半年ほど同じ場所で活動し、小5から高3まで8年かけてゆっくり地域とかかわり、知り合いを増やしていく。
 ジョブサポーター(地域住民)が学校や自宅に迎えに行き、仕事中も付き添い、終了後自宅へ送る。保険に加入し、本人は腕章を着けてアピールする。
 月1回、定例会を開いて本人や保護者、ジョブサポーター、受け入れ企業が茶話会で活動の様子を語り合う。本人は地域に触れ合う機会を重ねて自信をつけ、周囲は成長を温かく見守る。
 開始にあたり、墨坂中学校ブロック「ぷれジョブ」関係者会議を今月末に開き、実施方法など具体的な話し合いを行い、来月スタートする予定だ。

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