2010-09-05 07:00 am by 須坂新聞
信州の伝統野菜「八町きゅうり」の栽培振興と販売促進に取り組む「八町きゅうり研究会」(関野貞夫会長)は30日、すざか女性未来館で、八町きゅうりを使った料理講習会を開いた。長野市の料理研究家・横山タカ子さんを講師に、同研究会メンバーのほか、食生活改善推進協議会、農村生活マイスター、郷土食ブランドづくりグループら女性メンバー約30人が、ひと味違った調理方法を学んだ。
八町きゅうりのさまざまな味わい方を知ろうと、初めて開催。横山さんは「その土地の風土が作り出した食材が、その土地の人の体に一番合う。シンプルでも、工夫しだいでいろいろな料理ができ、どんなスタミナ料理よりも夏バテ解消になります」と話した。この日は「きゅうり寿司」「さしす漬け」「にんにく漬け」「トマト煮」「鶏ハムの緑酢がけ」「きゅうり汁」の6品を作った。
同研究会の町田恵子さん(66・上八町)は「普段はみそを付けて食べたり、漬け物にすることが多いので、加熱する料理はとても新鮮。ぜひ家でも作って、知り合いに広めたい」。また関野会長は「昼と夜の温度差、夜間に山から吹き下ろす冷たい風が、薄皮で甘いきゅうりにしてくれる。最近は消費者に浸透してきて、きゅうりの供給が間に合わないほど。もっと喜んで食べてもらえるよう、今後も研究していきたい」と話していた。
【レシピは須坂新聞9月4日号12面に掲載しています。】
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