須坂ニュース

2010-08-22 07:00 am by 須坂新聞

　須坂市の米子町老人会和合会はこのほど、長年にわたり地域の道路の愛護や環境整備に尽力したとして、㈳日本道路協会から道路功労者表彰を受けた。
　同会は平成15年に県須坂建設事務所と信州ふるさとの道ふれあい事業（アダプトシステム）協定を締結。それ以降クラブ会員が毎年４月から11月にかけて県道米子須坂線の花壇整備や管理、草刈りなどを実施。市主催の平成21年度花壇コンクールで奨励賞を受賞した。会長の上野揆一さんは「地道な作業が評価され、夢のようにうれしい」と話す。
　アダプトは里親の意味で、県管理の道路などを、地域住民らが里親としてボランティア
で美化活動し、県建設事務所が花苗を配布したり、道具を提供するなど支援して道路環境の向上を目指す。同会にはサルビアなど2,500本の花苗を支援している。
　同事務所管内の道路愛護団体は76団体（8,200人）あり、13団体がアダプト協定を締結。原明善建設事務所長は「アダプト協定団体では７番目の受賞。受賞が励みとなり、地域の活性化につながればありがたい」と話す。

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