【地域づくり市民会議】保育園、処分場に質問集中

2010-08-21 07:00 am by 須坂新聞

政治・経済 icon 市長が直接市民の声を聞く広聴活動の一環で今月30日まで市内12会場で開催中の「地域づくり市民会議」は18日、仁礼コミュニティセンターに約45人が出席して開いた=写真。
 市側は6月議会で承認された補正予算や本年度当初予算の中身を紹介し、市民生活に必要な事業をアピールした。
 新保育園をグリーンアルム複合施設東側に建設する仁礼夏端統合園は現在、プロポーザル(企画競争入札)方式により設計業者を選定中で、本年度設計、来年度工事で24年度開園を目指している。
 質疑応答では、仁礼夏端統合保育園や、仁礼町に昨年市が協議を申し入れ、長野広域連合が建設する一般廃棄物最終処分場について質問が集中した。
 統合園に住民意見も入れてほしいとの要望に市は「設計の概要がまとまった段階で意見を求めたい」とした。
 処分場候補地に関し公開質問書を提出した女性グループの代表が今月3日に市長への面会が果たせなかったことを指摘し、市長はわびた。他の出席者からはガスの発生など心配の声が上がり、市は安全な施設を強調した。
 来月上旬には長野広域連合が5月に実施した現地確認調査の結果を仁礼町に報告する。

2010-08-21 07:00 am by 須坂新聞 - 1 コメント



キク @ 2010-09-09 04:05 am

最終処分場の建設なんて、須坂市は何を考えているのでしょうか・・・
災害や健康被害の起こる可能性は低いとの説明でしたが、わずかでも可能性や疑問点があるならば、建設の見直
しが当然ではないでしょうか。
地域住民の健康や安全に変えられるものなどある訳がないのですから。

須坂新聞


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