2010-07-17 06:00 am by 須坂新聞
参議院議員通常選挙は11日、投開票され、長野県選挙区(改選定数2)は若林健太氏(自民・新、長野市)と北沢俊美氏(民主・現、長野市)が当選した=表。若林氏の票は平成16年7月参院選の父正俊氏の得票を5,000票余上回った。北沢氏は6年前(16年)を14万票余下回った。2人区独占を狙う戦略から民主党は2人が立った。高島氏と北沢氏の票の合算では50万票を超えるが、前回(19年)羽田雄一郎氏が獲得した53万票を下回る。菅首相就任で持ち直しつつあった人気も自らの消費税発言で支持者が離れ、他政党へ流れた感がある。
比例代表では元文部科学大臣で元衆院議員の小坂憲次氏(自民・新、長野市)が13万5,448票を得て国政に返り咲いた。県内は8万8,347票(65%)。
若林氏を推す支持者(会社社長、須坂市)は取材に「公示前までは浸透していなかった。危機感を感じながら選挙戦を続け、支持を広げることができた。信州と日本を元気にするとの思いが伝わった。地元の声を国政に反映して大いに働いてほしい」と話す。
一方、北沢氏を推す支持者(須坂市)は「須高住民の票に表れているのは、政治認識をしっかり持つ人が多いということ。数年前から変わりなく選択している。日本をどう導くか、心ある人とつながり、議員には国益のため政治を進める推進力になってほしい」。
また、小坂氏を推す支持者(会社社長、須坂市)は「昨年夏の政権交代で、自民党から民主党へ流れた支持者が、首相の消費税論議で再び自民党に戻ったかのように感じる。国政復帰を喜び、これまでの長い経験を参院でも生かしてほしい」と期待を寄せる。
2010-07-17 06:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
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