2010-06-21 07:00 am by 須坂新聞
相森中生徒会とPTAはボランティア活動の一環として今年度、アフガニスタンの子どもたちにランドセルを送る運動を始めた。10日から18日まで生徒が家庭で眠っているランドセルを持ち寄った。一般からも寄せられ、合わせて174個が集まった。7月末まで一般からも受け付ける。
国際協力NGOジョイセフの「想い出のランドセル募金」に賛同して取り組むことに。同国は紛争の影響などで教育機会が十分でないことから、同募金はランドセルを送ることで子どもや親の教育に対する意識を高めるとともに、復興の手助けをしようと行っている。ランドセルは机代わりにもなるという。
同校では昨年度、3年生を中心に試験的に行い11個を送った。今年度は全校で取り組むことにし、集会でアフガンの現状や活動の意義を学んだ。10〜18日は鉛筆やノートなど学用品、募金も募った。
ランドセル一つにつき送料が1,800円かかることから、資源回収の収益金を充てる。学校関係者以外の寄贈は募金を添えて同校へ。集まったランドセルは9月にジョイセフに送る。
生徒会長の児島有希人君(3年)は「私たちは勉強できるのが当たり前だが、アフガンには勉強できない人たちもいる。ランドセルが少しでも役立てば」と話している。
同校では「活動を通して優しさや自信を持ち、命の大切さや勉強できることの尊さをあらためて考えるきっかけになれば」と話している。同校☎026-245-0280。
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