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須坂園芸高造園クラブがプロと競演するのは？

2010-05-02 07:00 am by 須坂新聞

学校・教育 icon 　須坂園芸高造園クラブは、5月12〜17日に埼玉・西武ドームで開く「第12回国際バラとガーデニングショウ」のガーデンコンテストに作品を出品する。4年ぶり4回目で、デザイン画などの書類審査を通過し、プロの造園家などに交じって学習の成果を披露する。
　国際バラとガーデニングショウは世界各地のバラや、ガーデンデザイナーによるガーデニングなどを展示するイベントで、全国から大勢が来場する。同クラブが出品するのはガーデンコンテストのフロントガーデン部門。5.76㎡の広さで、玄関前のスモールガーデンを造園する。
　同クラブは「ドリームガーデン」をコンセプトに、道路と玄関を結ぶ小道にツルバラやクレマチスを用いたアーチを設けたり、つる植物を絡ませる棚（パーゴラ）を用いるなどし、空間全体に花や植物、樹木を配置して自然の豊かさや楽しさを演出する。
　2月の全国造園デザインコンクールで入賞した女子生徒6人で取り組み、パーゴラやフェンス、アーチも手作りする。部長の鈴木幸さん（3年、長野市）は「アーチに竹を使うのは今までにない試み。普通の人でも造れて、身近に感じてもらえる庭を提案したい。デザイン画と実際に造ったものでは違ってくるのでいい勉強になる。ほかの出品作品も見て、今後に役立てたい」と話している。
　なお、須坂新聞社に同ショウの200円の入場割引券があります。希望者は電話（☎026-245-5320）連絡後、本社にお越しください。