【須坂市】洪水・土砂災害ハザードマップ作成

2010-04-25 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市は先ごろ、洪水・土砂災害ハザードマップ(浸水想定区域図・土砂災害危険区域図)を作成(写真)し、公共施設や各町公会堂に配布した。千曲川に近い市内と、高甫以南の仁礼、峰の原、以東の豊丘に分けて表裏に印刷。洪水予報や土砂災害警戒情報、避難勧告などの情報伝達経路図、取るべき行動、避難時の心得、避難場所一覧、医療施設一覧、行政機関一覧、ライフライン管理機関一覧を両面に掲載する。
 ハザードマップは災害予測地図の意。15,000分の1の縮尺図。松川、八木沢川、百々川、鮎川の浸水想定区域が平成20〜21年度の県の調査で公表され、15年7月に須坂市が作成した千曲川洪水ハザードマップと、21年3月に県が公表した土砂災害危険区域を合わせて一枚に表示した。
 100年に一度の大雨を想定するが、市総務課によると、昭和56年8月22日朝9時から23日朝9時までの24時間に千峰苑(峰の原)で記録した217㎜と同程度という。浸水の深さは0.5m未満から5m以上の5段階に色分けして示した。
 一方、土砂災害は警戒区域のイエローゾーンと特別警戒区域のレッドゾーンなどで示した。
 総務課は「想定区域以外でも浸水の発生する場合があるのでご留意を。避難所の確認など日ごろから家族で話し合ってほしい。各町でも地域防災マップを作っている。浸水想定区域と土砂災害危険区域を表示して全戸配布をお願いしている」と話す。500部印刷。

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