2010-04-24 07:00 am by 須坂新聞
日本さくら名所100選の臥竜公園の桜は9日に開花、14日に満開宣言が出された。見ごろの週末となった17日(土)は季節が逆戻りしたような本格的な雪に見舞われ、桜も人もブルブル。午後から回復してきたが、人出は推定2万人にとどまった。ぽかぽか陽気で絶好の花見日和となった18日(日)は前日の反動や写生大会などのイベントもあり、終日人・人・人で大にぎわい、同公園に向かう道は車の列が延々と続き、推定4万人が訪れたと見られる。
市動物園の入場者は17日が1,406人、18日が6,321人。月曜日ながら子どもたちが家庭訪問などで午後休みとなり、「飼育の日」のイベントを行った19日にも1,349人を数えた。竜ケ池のボートは17日に76回、18日に231回、19日に83回の利用があり、関係者は「日曜日は朝から晩まで大勢の人ですごかった。今年はピークが一日に集中した」と振り返っていた。
公園管理事務所によれば、雪の重みで桜の枝が数本折れたとのこと。朝から職員総出で時ならぬ除雪作業に追われたが、南国九州から来た観光客は「雪かきを生で初めて見た。桜もよかったが、雪かきをしている姿が印象的だった」と職員を励ましながら、その光景を写真に収めていた。
臥竜公園さくらまつりは30日まで開催。同公園には13種類の桜があり、これから山側のソメイヨシノや、ヤエザクラ、ヤマザクラ、ギョイコウ、ウコンなどが見ごろを迎え、まだ十分に楽しめる。
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