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【須坂市議会】新議長に古谷秀夫氏就任

2010-04-03 07:00 am by 須坂新聞

政治・経済 icon 　市議会3月定例会は最終日の26日、議長選挙を行い、古谷秀夫氏（67、須坂フォーラム、当選6回）が当選した。任期は来年2月10日まで。立候補した島田和子氏（市民21、当選3回）と全員協議会（20人）で所信表明した。投票の結果は古谷氏10票、立候補しなかった善財文夫氏（市民21、当選4回）6票、島田氏3票、無効1票。
　古谷氏は所信表明で「厳しい経済状況下、最終処分場候補地選定や少子高齢化対応、教育、福祉などの課題山積の中、市民の生活を支え、福利を確保できるよう理事者と車の両輪で議会の権能を高めなければならない時。市民の信頼に応えて風通しをよくし、開かれた議会の改革を一層進めたい」と述べた。
　島田氏は「議会の信頼回復のスタートが女性議長誕生で、これが最大の議会改革。議員力を高め、市民と対等の立場で議論する議会に」と述べた。
　前議長が元後援会長（市内）の通夜に花を出し、議会内の混乱を収めるため24日辞任。会期を延長した。古谷氏は4期目折り返しの平成13年2月〜15年2月に副議長を務めた。
　古谷秀夫議長の話　議員が活動しやすいよう一生懸命努めたい。再度（不祥事が）ないよう、また市民が不信を招いたとすれば信頼回復に努めたい。
　なお、経済建設委員会委員（6人）は古谷議長から佐藤寿三郎議員に。長野広域連合議会議員（3人）は豊田清寧議員から古谷議長に。議会運営委員会委員（8人）は田中章司議員から佐藤議員に代わった。