2010-03-21 07:00 am by 須坂新聞
須坂市職員労働組合の「学校給食と食を考える市民の集い」実行委員会は、学校給食の人気メニューをまとめたレシピ集を作成し、15日、市内の中学3年生約550人に卒業記念として贈った。市学校給食センター職員のメッセージも添えられていて、懐かしの味を思い出してもらうと共に、これからも食に関心を持ってほしいとの願いが込められている。
子どもたちと直接ふれ合う機会の少ない給食センター職員が、義務教育を終わる生徒の思い出にと昨年度から始めた。
中学3年生に汁物、主菜、副菜でそれぞれ好きなメニューをアンケートし、ベスト3のレシピをまとめた。汁物はカレー、主菜は鶏の唐揚げ、副菜はフルーツヨーグルトが1位だった。レシピには材料と作り方、1人分と4人分の分量のほか、代用品や、おいしく作るためのワンポイントアドバイスも書かれている。
15日は職員が各校を訪問してレシピ集を生徒に手渡した。生徒たちは「給食を毎日楽しみにしていた。9年間おいしい給食をありがとう」と感謝した。
なお、市学校給食センターは来年度から調理部門が民間業者に委託される予定で、同センター職員は「給食を作るのが最後になるかもしれない職員もいるので、今年度最後の17日まで子どもたちのために心を込めて作りたい」と話した。
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