「須坂七福神めぐり」「須坂五不動めぐり」提案

2010-03-15 07:00 am by 須坂新聞

観光 icon 市生涯学習スポーツ課と旧越家ふれあいクラブは7日、山丸一番館(春木町)で文化講座を開いた。小林玲子歴史の町長野を紡ぐ会代表(長野市)が「善光寺表参道七福神めぐり」の取り組みを紹介し、須坂の「五不動めぐり」「七福神めぐり」を提案した。五不動は自動車で、七福神は須坂駅から歩いて臥竜公園まで。須坂と長野の七福神連携も呼びかけた。
 約40人が出席した。善光寺表参道七福神めぐりは、中央通りが廃れ、長野郷土史研究会長を務めた故小林計一郎氏(義父)が17年前に表参道と名付け、1回行ったのが最初。かいわいにあるものを生かして7カ所を制定した。その後、2002年に同研究会から歴史の町長野を紡ぐ会が独立。長野新幹線開業5周年事業に協力し、翌年の善光寺御開帳から活動を始めた。
 七福神は南から北へ巡る。南を守る寿老人(西光寺)▽裏鬼門(南西)の大黒天(大国主神社)▽福禄寿(秋葉神社)▽弁財天(往生院)▽布袋(御本陣藤屋)▽鬼門(北東)の恵比寿(西宮神社)―から善光寺世尊院釈迦堂の毘沙門天で上がり。約2.5㎞、約1時間20分。
 小林代表は「歴史を学ぶことによって市民がいいまちだと気づいて感動が広がる。誇りを持ち、他へ伝わることで地域の良さを共有する。学んだ歴史を自分のものにするだけでなく、生かすことが大事。今伝えないと過去の遺産が伝わらない。継続が大事だが、会員と思いを共有するのは難しい」と述べた。
 須坂五不動は、蓮生寺不動堂(本郷)成田山不動堂(新町)昌福寺成田不動尊(小山町)米子不動里堂(米子町)大谷不動里堂(仁礼町)。七福神は布袋(須坂ショッピングセンター内)恵比寿(芝宮内の西宮神社)福禄寿(遠藤酒造場内)弁財天(臥竜公園内)など提案した。

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