2010-03-13 11:28 am by 須坂新聞
春の全国火災予防運動(1日〜7日)に合わせて、須坂市消防本部は7日朝、同本部訓練塔などで火災防御訓練を行い、消防本部・消防署・消防団関係者や地元屋部町住民ら約80人が参加、いざという時に備えた。
5階建て雑居ビルの1階飲食店から出火、逃げ遅れ情報があるとの初期想定で、以降の状況は新情報を提示して現場で対応する「想定付与型」と言われる訓練を実施、消防隊2隊・救助隊・はしご車隊・救急隊や消防団が臨機応変に判断し、行動した。この訓練は状況が刻々と変化することから、より実践的で緊張した訓練となり、参加者はリーダーの指揮のもと、真剣な表情で取り組んでいた。
同本部によれば、今年に入ってから3月10日まで、須高では建物・車両・林野・その他の全項目を通じて1件の火災も発生していない。平成時代の22年間では初めてのこと。建物火災に限れば、高山村は昨年3月22日、須坂市は昨年10月17日、小布施町は昨年10月23日に発生して以降ゼロが続いている。同本部・署では「地域の皆さんのご協力や消防団の皆さんのご尽力などがあってのこと。このままゼロを続けていきたい」と話している。
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