2009-12-06 08:00 am by 須坂新聞
県倫理法人会北信地区は26日、松代ロイヤルホテルで初の「企業朝礼コンテスト」を開き、須坂市高梨町の?酒井商会(酒井志郎社長)が最優秀賞に輝いた。今年度中に開く県コンテストにも出場する。
同地区は須高の「しなの」のほか、長野市・長野市南・長野市中央・飯山みゆき野準の5単会で組織。同法人会では「朝礼が企業を変える」をコンセプトに、仕事に活かすための「活力朝礼」を奨励しており、その実際例を多くの人たちに見てもらおうとコンテストを一般公開、会場には企業幹部や関心のある人たちら約380人が詰めかけた。
同社では毎朝8時20分から屋外(雨天時は屋内)で約15分間の朝礼を実施。日替わりのリーダーの進行で、最初に全員が順繰りになって「魂を込めた」握手を行い、社長あいさつ〜あいさつの実習〜企業理念・経営理念の唱和〜同法人会発行の「職場の教養」の輪読・感想発表〜一日一善の発表〜「感謝」コール〜「ついてる」コール―と続く。
あいさつの実習では姿勢・お辞儀の確認と共に、笑顔を作り出す口角筋(唇の両端)を上げるために「おはようございます」や「いらっしゃいませ」の前に「ウィー」を付けて発声。一日一善では善行を1人ずつ発表し、全員で拍手。感謝コールは昨日と本日の来店者に対して「ありがとうございます」を、ついてるコールは「きょうは運がいい」というプラス思考にと、全員で復唱する。
同社ではこの朝礼を3年前から実施。当初は抵抗感があった社員も、今では▽1日がんばるぞと気合いが入る▽大きな声で眠気がさめ、ストレス発散になる▽スタッフ全員で気持ちを合わせることができる―と前向き。定休日の当番で出社するわずか2人だけでも行っているという。
酒井社長は「ここまで来るには時間もかかったが、仕事に向かう前に全員が顔を合わせての朝礼は非常に有益で元気の源になる。最優秀賞をいただき、毎日実践してきたことが評価されてうれしい。朝礼は毎日やっていますので、ご希望があれば自由に見学してください」と話している。連絡は同社☎026-245-0397まで。
2009-12-06 08:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
Tweet© 須坂市公認ポータルサイト・いけいけすざか. ALL Rights Reserved. Privacy Policy