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「小学生会社」が『納税』って？

2009-11-30 07:00 am by 須坂新聞

学校・教育 icon 　須坂商工会議所青年部は23日、小学生を対象に5回シリーズで実施してきた商売体験セミナー「第4回ジュニア・エコノミー・カレッジすざか」の決算発表会と表彰式を須坂商工会館で開き、仮想の株式会社を設立した13チームの中から、シールや文具を販売した日滝小6年生チームの「?トロピカル」をグランプリに選んだほか、全チームが販売して得た利益の一部を「税金」として市に寄付した。
　将来の須坂を担う人材育成を図ろうと、小学生に経済の学習や販売実習などを通して、お金の大切さや商売の楽しさ・難しさを体験してもらう事業で、参加チームは3〜7〜11と年々増加している。
　各チームは賛同してくれる人（株主）からの資本金と銀行役の青年部からの借入金の2万円でオリジナル商品の販売・製造を行い、えびす講で販売、全チームが完売した。
　決算発表会では各チームが売上高や感想を発表。審査は参加した子どもたちに「自分以外の会社でどこがよかったか」をアンケートし、その結果をもとに日滝小6年西組の男子4人（岩淵亮・角田諒大・本澤蒼也・小林篤弥君）で結成した?トロピカルがグランプリに輝いた。4人は「とてもうれしい。皆で頑張ってきてよかった」と喜んでいた。
　また、13チームの総売上高は32万9,080円、利益合計は15万1,066円になり、利益の10％の15,100円を「税金」として三木市長に手渡した。このほか、ベストセールス賞に仁礼小5年生チームの?ミラクルクローバー、個人に贈られるメッセージ大賞に浅野恵生（めぐみ）さん（仁礼6）を選んだ。