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市職労の中村さん〜女性初の自治労県副委員長に

2009-11-15 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 　自治労県本部の第95回定期大会（先ごろ）で副中央執行委員長（非専従）に女性で初めて須坂市職員労働組合の中村雅代さんが就いた。一方、連合長野の第21回定期大会（先月30日）で女性初の副会長に新任された。任期はどちらも2年。中村さんは9日、取材に「苦しい時だからこそ団結し、実態を突きつけ、要求を勝ち取りたい。女性が健康で長く働き続けることができるよう声を届けたい」と話す。
　昭和50年、保育士として市役所入庁以来、市内保育園に勤務。市職労保育所部会長や基本組織副委員長を経て4年前、専従で自治労県本部女性部長に。働く女性の権利の確立や働きやすい職場づくりなどにかかわった。非専従で約1年継続後、後任に引き継ぎ、今年3月まで執行委員を務めた。今年10月の自治労新体制で副中央執行委員長に。同時に連合長野副会長に就いた。
　子育てや介護など特に働く女性の仕事と家庭の両立は難しいが「両立を応援するのが組合と思って取り組んできた。これからもそうありたい。政策決定に女性の力は必要。頑張る女性を応援し、おかしいことはおかしいと指摘したい。次の世代に引き継ぐには、誰でも役員ができる環境もつくっていきたい」と話す。
　自治労では社会福祉評議会など担当する。市南部児童センター主任厚生員で2年目。