2009-10-04 07:00 am by 須坂新聞
JA須高管内では長野県産リンゴのオリジナル3兄弟の出荷が始まった。先陣を切って秋映が9月末から今月中旬まで出荷される。
秋映は千秋につがるを交配・育成した品種で、ジューシーで甘みと酸味のバランスのとれた食味豊かな品種。暗紅色が特徴。続いてシナノスイートは今月上旬から下旬まで、シナノゴールドも今月中旬から11月上旬にかけての出荷となる。
同JAは10年前から、ふじ、つがる一辺倒からの脱却を目指して、オリジナル3兄弟の産地化に取り組んできた。その成果もあり、年々生産量が増し、3品種の出荷量は全国一。須高のリンゴ全体の生産量の2割強を占める。
須高全体の出荷量は秋映=84,000ケース(1ケース10kg)、シナノゴールド=82,000(同)、シナノスイート24,000(同)を見込む。
3兄弟は早生種つがると晩生種ふじをつなぐ中生種の新ブランドとして定着しつつある。価格はふじの1〜3割増し。
ことしは7月〜8月上旬の冷涼多雨、盆過ぎの高温などリンゴ栽培に最適な天候に恵まれ、生育は順調。同JA営農部は「大変良い仕上がり。生産者が丹精込めたリンゴを全国の消費者に味わってほしい」と話す。10月下旬から年内にかけて主力のふじ、サンふじが出荷される。
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