【臥竜公園の遊具】全額助成で設置

2009-09-12 09:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市は老朽化し撤去した臥竜公園内の遊具を、新たに日本宝くじ協会から全額助成を受けて年末までに設置する。動物園南園は、森の木をイメージした複合遊具で約40種類の遊びができる。弁天橋西側広場(公園事務所入り口付近)は、ドラゴンスライダーなど10種類が楽しめる。竜ケ池周辺は、市民の健康増進に役立つ5種類の健康遊具を設置する。年末には完成後の遊具を使ってイベントも計画する。
 遊具の工事費は予算額で1,995万円(市の負担はない)。昨年12月と今年5月には地元小学校PTA役員や市保育園保護者会連合会役員らと、4月には須坂園芸高校造園科緑地計画コース3年生と懇談会を開き、市民の意見も募集して「整備基本方針」を作成した。その後、設計・施工一括発注による業者提案方式(プロポーザル方式)で専門業者3社の中から日本体育産業(長野市)の提案を採用した。
 南園は、冒険心をくすぐる傾いた隠れ家の「トムソーヤの小屋」や「ローラースライダー」、大木の中に入り込む入り口の「トンネル」「通り抜けパネル」、トンネル状の「チューブスライダー」、竜の口から火の玉に乗って滑る「ドラゴンターザンロープ」など。
 弁天橋西側広場は、トンネル形の「ドラゴンスライダー」やリング登り「ワーム」、「クライミング」など10種類のほか、脱着式の太鼓橋、ままごと遊びができる移動式の「レッドハウス」を設ける。
 健康遊具は、ストレッチができるベンチや鉄棒など5基。
 公園事務所は「全額助成はなかなか得られないが、全国的に注目される公園を評価されてありがたい。お父さんお母さんが子供のころに親しんだ遊具がリニューアルされるので市民をはじめ大勢に楽しんでほしい」と話す。
※写真は動物園南園

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