【JA須高】CDで果樹の販路拡大へ

2009-08-24 09:00 am by 須坂新聞

農業 icon JA須高は、果樹など特産品の販路拡大のため、品揃えや栽培情報を紹介するCD-ROMを作り、市場や主要な取引先に配布している。画像を使うことで、産地の取り組みを分かりやすく伝え、販売促進に活用してもらう狙い。
 内容は果樹を中心とした産地の紹介や、安全・安心な農業生産への取り組み、品目別の作業や生育状況など写真をふんだんに使って紹介。印刷すればそのまま売り場に掲示できるPOP(販売時点広告)も盛り込んだ。
 CD-ROMは19年から始めて、最新情報を盛り込むため定期的に更新。このほど完成した第5版150枚を関係先に配った。
 JA須高営農事業本部は「品種別に収穫時期が分かるので総合販売に使える。一枚のCDに託したさまざまな情報を活用し、販売につなげてほしいし、農家の手取り収入向上につなげれば」と話す。
 なお、須高は果実生産地として気候、風土に恵まれ、県内19農協で果樹販売額は一番。多品目多品種で生活者の多様なニーズに応えられる。CD-ROMによる情報提供で、ブランドづくりと地域農業のさらなる振興が期待される。

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