「四平市との交流お願いします」

2009-08-24 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 中国吉林省四平市に戦後まであった日本人学校「四平小学校」の同窓会長を務める植木延寿さん(82・横浜市)はこのほど、同窓会の活動を中止するにあたり、四平市と友好都市提携を結ぶ須坂市を訪れ、今後の友好交流を託した。
 植木さんは生まれてから1939年の同校卒業まで14年間四平市で暮らし、旅順高校2年の時に終戦。戦後旅館経営の両親とは別に47年に帰国、日本では苦労を重ねた。四平小学校は1914年から46年まで現地の日本人教育を担い、同窓会員は約660人(県内十数人)を数えるが、会員の高齢化が進み、年内に幕を閉じることになった。
 このため、植木さんは四平市との交流の経緯や現状を聞くために須坂市を訪れ、三木正夫市長、県日中友好協会の西堀正司理事長らが出迎えた。三木市長は15周年記念で7月下旬に四平市を訪れた様子に触れながら「友好提携は文化、教育、経済、観光などの振興の上で意義深く、両国の友好と平和に寄与しています。市日中友好協会の協力で5年ごとに市民訪問団や中学生の相互訪問などを行っています」と話した。 
 これを受けて、植木さんは「私の憧れの地で第二の故郷である四平市と末永く交流を続けていただくことは心強くありがたい」と感謝していた。

2009-08-24 07:00 am by 須坂新聞 - 2 コメント



島田兵二 @ 2009-08-29 11:45 pm

四平小同窓会植木会長が須坂市を訪ね、市長さん、日中友好協会理事長さんと対面、将来にわたり両市が友好関
係を発展させていただきたい旨要請したことを知り、会員の一人として嬉しく思います。どうぞよろしくお願い
いたします。

須坂新聞編集部 @ 2009-09-02 06:15 pm

島田兵二さま

コメントありがとうございます。

須坂新聞


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