須坂ニュース

2009-07-18 07:00 am by 須坂新聞

　(株)須坂健康福祉ランドは16日、須坂温泉古城荘で臨時株主総会を開き、株主6人の全会一致により解散（通常解散）を特別決議した。代表清算人は直接利害関係のない小林邦一（くにかず）氏（59、長野市在住、朝日長野税理士法人代表社員理事長、公認会計士）を選任した。清算人は三木市長ら株主5人と新井新二社長。監査役は山岸岩雄監査役と、株主で同日監査役に就いた宮下浩八十二銀行須坂支店長を決めた。
　2週間以内に解散と清算人の登記を行い、代表清算人が公告で2カ月以内の期間内に債権を有する者に申し出を呼びかけ、債務の弁済を行う。清算人会は2回ほど予定し、順調にいけば10月には清算結了となる見通し。
　総会終了後、新井社長は「今は何も心配がないので公告期間が終わり次第、清算できる見通しとなった。心配される市民のためにもきちんと清算したい。基本コンセプトが健康、福祉であったため赤字は予想され、営業は難しかったが、市民や市、議会のご協力はありがたいと思っている」と取材に答えた。
　同社は平成9年以来市ふれあい健康センター（湯っ蔵んど）を管理運営し、今年3月末で事業は終了した。

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