2009-07-12 07:00 am by 須坂新聞
竜ケ池の水質浄化に取り組む小山小(平林博校長)は4日、太陽光発電を動力源に噴水と木炭ろ過を繰り返す浮島型水質浄化装置「ミズスマシ君」を池に浮かべ、浄化実験を始めた=写真。5年児童75人とPTA有志の会の「おやじの会」(牧章一会長)、公園管理事務所が協力した。
同校は平成15年からEM菌(有用微生物群)を利用して水質浄化活動も続けている。
今回は関西電力からの補助金10万円を活用した。農林課が杉の間伐材を、須高農協がコンテナを提供した。木をいかだに組み、コンテナの中には微生物を付着させた竹炭をネットに入れ、上には百々川で採取し育てたヨシを植えた。
昨年秋から同校プールで実験を重ねた。陸上に設置した太陽光発電パネルやコントローラ、蓄電池、タイマーから電気ケーブルで動力を伝える。水中ポンプで池の水を供給し、噴水を上げて水を循環させ、シャワーで木炭ろ過に切り替わる。
高橋竜也君は「竜ケ池がきれいになるといい」。山岸世奉(せな)君は「浮かんでよかった。池が透明になってほしい」。山岸萌さんは「丸太の皮をむき、ヨシを取りに行った。頑張ったので水もきれいになってほしい」。永井あす香さんは「組み立てるのが大変だった」と感想を話した。
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