2009-06-30 07:00 am by 須坂新聞
須坂市南横町の(株)サンジュニア(西原秀次社長)はこのほど、ソーラー式温水シャワー設備2台を須坂市に寄贈した。4年連続の事業で、今回は日滝小学校、日野小学校で使用。市内全15小中学校中9校の設置となった。
同システムはマイコン制御で、集熱器と蓄熱器を結ぶ循環路を通じて貯水タンク(250リットル)の水道水を温水33度に設定。湯を使う時に地球温暖化の原因となる二酸化炭素をほとんど出さないシステムで、水泳授業を通して自然エネルギーの学習もできる。
西原社長は「子どもたちが太陽エネルギーに関心を持つことで、自然の恵みに感謝し、自然環境を大切にする心を育ててほしい」と話し、三木正夫市長は「日野小100周年の記念にもなる。新エネルギー、環境保全という大きな視点からも、子どもたちの育成につながる。毎年の寄贈、本当にありがとうございます」と感謝していた。
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