須坂ニュース

2009-06-20 08:00 am by 須坂新聞

　須坂公共職業安定所はこのほど、管内の4月の有効求人倍率が0.33倍と前月を0.07ポイント下回り、平成に入って2カ月連続で過去最低を更新したと発表した。
　4月時点での管内の新規求人数は前年同月比で37.8％減の352人。有効求人数は792人。産業別では製造業が前年同月比68.1％減の52人。一方、新規求職者数は前年同月より9.4％増の640人。有効求職者数は2,419人。
　同所では「県の有効求人倍率も昭和38年の調査開始以来、最も低い。4月は例年定年退職などで求職が増える傾向がある。管内の4月の新規求職者の増加率は12月〜3月に比べて減少している。今後の景気動向は予測がつかない。安定所としては、国の21年度補正予算で拡充された雇用調整助成金などを企業にアピールしながら雇用維持につなげたい」としている。
　なお、求人倍率は全国が0.46倍、長野県は前月より0.06ポイント低い0.41倍。県内12職安では上田0.26倍、飯山0.27倍、伊那0.31倍で須坂は4番目に低い。地域別では北信が中信と共に0.42倍、東信0.34倍、南信0.36倍。

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