2009-06-08 07:00 am by 須坂新聞
須坂発・特別支援教育を考える会(青木みどり実行委員長)は31日、旧上高井郡役所で第2回集会を開いた。約70人が出席した。魅力ある分教室をテーマに、県教委や長野養護学校、須坂市教委の担当者から長野地区特別支援学校再編整備計画や長野養護学校の様子、県内分教室の視察報告を聴いた。保護者の意見発表や質疑応答も行った。
今年5月に県教委が策定した長野地区特別支援学校再編整備計画で、新たな教育の場として旧第2通学区内校(仮称)の設置検討を盛り込んだ。高校再編による跡地校舎など県有施設を活用し、平成20年代後半の開校を検討する。知的障害を中心に小学部、中学部、高等部で50人程度の分校か新設校。病弱や肢体不自由など複数障害種に対応した特別支援学校も検討とした。
また、地域化等で小・中学校内への分教室は市町村と、高校内へは高校と連携して。小・中学部の分校、分教室は地域のまとまったニーズがあり、地域の支援や児童生徒の通学利便性などを視点に。高等部の分校、分教室は地域ニーズや設置校の支援、交流学習の可能性などを視点に。高校の特別支援教育は障害のある生徒の受け入れ体制等の整備に取り組むとした。
意見交換後、分校、分教室の設置要望を受け、青木実行委員長は「前回も話がでた高等部がほしいというニーズは把握できた。県内の分教室の見学も検討したい。6月中に市と一緒にニーズをまとめ、県教委へ提言をしたい。発達障害の困り事も吸収し、夏以降に学習会を開きたい」とまとめた。
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