須坂ニュース

2009-04-26 08:00 am by 須坂新聞

　百々（どど）川に鯉（こい）を泳がそう実行委員会（横谷貞治会長）は18日、高甫橋上流でこいのぼり100匹を取り付けた。酸性河川を魚がすめる川にしたいと願い、家庭では揚げる機会が少なくなったこいのぼりを端午の節句に合わせて揚げ、地域全体で祝う催し。6回目。川に架けた110mの支柱間に1m間隔で結び付けた。来月にかけて1カ月間、大空へ舞う元気な姿が見られる。
　事務局長の丸山剛さんは「子供の健やかな成長と酸性河川を魚のすめる川にと願って続けている。手伝ってくれる実行委員は当初12〜13人だったが、23〜24人に増えている。風で絡まないようこいのぼりの口の中へワイヤーを入れるなど試行錯誤を続けている」と話す。
　野辺町と望岳台の育成会の小中学生が協力した。ワイヤーロープにこいのぼりを縛り取り付けた丸山あゆき君（小2）は「力を入れて縛った。泳ぐ姿を見たい」。矢沢颯聖（はやせ）君（小3）は「これからも泳ぐ姿を見たい」。山岸舞衣さん（小4）は「高甫橋からも泳ぐ姿を見たい」。町田沙耶香さん（同）は「みんなで楽しく揚げられた」と感想を話した。

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