2009-04-12 07:00 am by 須坂新聞
第31回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会(日本水泳連盟主催、短水路25m)は27〜30日、東京辰巳国際水泳場で開き、ナガデン須坂から3人が参加標準記録を突破して出場した。佐藤綾さん(墨坂中3、村山町)が、出場した3種目すべてで県新記録や県中学生新記録を樹立した。児玉大樹君(須坂高3、春木町)は200m平泳ぎで2分14秒81を出し、6月に開催するジャパンオープンの参加標準記録を突破し、既に決まっていた50m平泳ぎと併せて2種目で出場権を獲得した。
佐藤さんは、13〜14歳女子50m自由形で27秒10、同100m背泳ぎで1分3秒55と2種目で県新記録、同50m背泳ぎは30秒12で県中学生新記録をマークした。50m自由形は、1月に群馬県で行った大会で自身が出した県新記録を塗り替えた。「周りは速い人ばかりなので緊張したが、いつも通りの泳ぎができた。すべての種目で自己ベストを狙っていたので、達成できてうれしかった」と喜びを語った。
「結果には満足している」と話す一方「1種目だけ県新記録を出せなかったのが残念」と悔しさも見せた。今後は自らの記録を塗り替えるため、さらなるタイムの短縮を目指して「スタートの反応を速くすることと、バサロ(背泳ぎでスタートやターン時に水中に潜って泳ぐこと)の距離を長くすること」を課題に練習に取り組んでいく。
ナガデン須坂コーチの浅地敏支配人は「力感がなく、ひとかきごとに伸びがある」と、佐藤さんの泳ぎを評価する。高速水着の普及に伴い、中高生も6〜7割の選手が着用して記録を伸ばしている中、佐藤さんは普通の水着で結果を出したこともたたえ、「これからは長野県を引っ張っていく選手になっていく」と期待する。
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