2009-03-14 07:00 am by 須坂新聞
県立須坂病院のお産は昨年4月1日を最後に休止していたが、産婦人科医師が3人となり、先月から今月9日までに4人の赤ちゃんが生まれた。正式再開は3月15日。今後10人ほどがお産を予定している。今月7日午前8時49分、自然なお産で生まれた戸田ももかちゃんは3,102g。母ちづるさん(19、長野市若穂)は予定日より11日早かったという=写真。
同院を選んだちづるさんは「実家(高山村)に近く、大きい病院で先生や助産師さんがよくしてくれて、安心が一番」と話す。
産婦人科の内藤威副院長は「赤ちゃんの誕生と若い両親の来院で院内に活気が戻る。本来の病院機能が果たせる。里帰り出産などでどんどん利用して」。ももかちゃんの出産に立ち会った南郷周児産科部長は「人が大勢いる時間帯で普通に何事もなくてよかった」。助産師の本藤美奈子看護師長は「出産は本当に久しぶりでうれしい」と語った。
お産は6、7月から多くなる見通し。休止前は年間400人が誕生したが、今後は年間350〜400人が目標という。産科医は4月以降、4人に。7人の助産師は新年度増員に向け努力中とする。現在1人の小児科医は新年度に2人体制に戻るよう努力中とする。
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