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【須坂市】農商工観光連携で第2期戦略会議

2009-02-28 12:40 pm by 須坂新聞

政治・経済 icon 　須坂市は23日、中長期的産業振興を視野に第2期信州須坂産業活性化戦略会議（委員27人）をシルキーホールで立ち上げた＝写真。1期（平成16〜19年度）で取り組んだ高付加価値型産業クラスターによる産業力強化を、農商工観（観は観光）の連携強化でさらに進化発展させる。事務局は市、須坂商工会議所、JA須高、市観光協会で構成する。新年度には公募市民も交えて各プロジェクトを進めるための産業活性化推進会議を立ち上げる。
　必要な事業計画や連携体構築、資金導入などは支援チームが全面協力。また産業活性化フォーラム（成果発表会）も計画する。
　戦略会議は工業7人、商業・観光・健康10人、農業6人、金融1人、市長、副市長、山口光彦産業コーディネータが委員。会長に太田哲郎氏（オリオン機械社長）副会長に駒津健一氏（北信タクシー社長）を選んだ。
　もの・サービスづくり、人づくり、環境づくりで新たに展開。キーワードには▽グローカル（グローバルとローカル）な視点で戦略的マーケティング展開と市場開拓型企業活動強化▽社会的基盤市場へすり合わせ型製品群を▽企業連携・産学官連携・広域連携▽人材育成―など挙げる。
　意見交換では「環境に力を入れて」「健康づくりを強みに」「行政との縦はいいが、市民の横のつながりが弱い。自営業も大事に」「まちを明るく楽しく」と発言があった。
　太田会長は「戦略とは競争に必ず勝つためのもの。相手やマーケットを決めて、言ったら自ら実行する。住んでみたいまち、魅力あるまちを目指して活動したい」と抱負を述べた。