2009-02-16 07:00 am by 須坂新聞
須坂市文化会館メセナホール友の会の総会記念事業として、5月17日午後4時半から同ホールで、須坂市中島町出身の音楽評論家・富澤一誠さん(東京都世田谷区)がプロデュースした「フォーエバーヤング〜歌とトーク満載のフォークコンサート」が開かれる。同会の依頼に、富澤さんが「故郷への恩返しになれば」と快諾し、今年で4回目の開催。今回は新井満、トワエモア、ビリーバンバンが出演、フォークの名曲の数々を、楽しいおしゃべりと共に届ける。
【富澤一誠】1951年生まれ。長野高から東大に入学するも現状にあきたらず中退。フォーク雑誌への投稿を機に音楽評論活動を開始した。現在はジャパニーズ・ポップス専門の音楽評論家として独自の人間生きざま論を投影させ、各種メディアで評論活動を展開する。1992年、プロデュースしたアルバム「ASIANVOICES」で日本レコード大賞企画賞を受賞。レコード大賞審査員、服部良一音楽賞審査員、ジャパン・オーブン選考委員を歴任、現在レコード大賞実行委員を務める。著作は最近作の「J-POP名曲事典300曲」を含め58冊。テレビ・ラジオでも多数のレギュラー番組を持つ。
【新井満】作家、作詞作曲家、写真家、環境映像プロデューサー、長野冬季五輪開閉会式イメージ監督など多方面で活躍。小説家では1988年に芥川賞受賞。2003年に発売した写真詩集「千の風になって」とそれに曲を付け自ら歌唱したCD「千の風になって」は、現在も秋川雅史をはじめ多くの歌手に歌われロングセラーを続けている。このほかに「ワインカラーのときめき」などのヒット曲がある。当日は富澤さんとのトークを交えながら歌う。
【トワエモア】1969年に「或る日突然」でデビュー、数々のヒット曲(空よ/誰もいない海/虹と雪のバラード―など)を生み出す。73年に解散後は芥川澄夫は音楽プロデューサー、白鳥英美子はソロアーティストとして活躍。97年、25年ぶりに復活し、精力的に活動する。07年に発売した「旅立ちの日に」は中学校の卒業ソングとして最も人気がある。
【ビリーバンバン】兄弟デュオ、1969年に「白いブランコ」でデビュー、大ヒットする。続く「さよならをするために」などもビッグセールスを残す。76年に解散後、兄菅原孝はテレビ・ラジオ・イベントの司会などで活躍、弟菅原進はソロ活動や楽曲提供などを手掛ける。最近はドラマ主題歌やCMソングが人気。昨年発売の「ラヂオのうた」はNHKラジオ初の年間イメージソングとなる。
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このコンサートは友の会員を無料招待(個人会員1枚、家族会員2枚、賛助会員4枚)しており、今回もホールスケジュール(友の会員宅に3月1日ごろ到着)にチケット引換券を同封、観覧希望者は3月14日以降、メセナホール窓口でチケットと交換する。前3回は自由席だったが、今回から全席指定に変更した。翌15日からは一般にも発売、完売した場合は引換券を持っていてもチケットを交換できないため、事務局では「友の会員で交換ご希望の方は早めにお願いします」と呼び掛けている。
一般には前売券4,000円、当日券4,500円で販売。問い合わせはメセナホールTEL026-245-1800まで。写真は上から富澤さん、新井満、トワエモア、ビリーバンバン。
2009-02-16 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
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