SO冬季世界大会へ出場〜北原町の中村君

2009-01-28 07:00 am by 須坂新聞

スポーツ icon 2月7日にアメリカ・アイダホ州で開幕する知的障害者のウインタースポーツ大会「2009年スペシャルオリンピックス(SO)冬季世界大会」に出場する中村文昭君(18、信大付属特別支援学校高等部3年、北原町)が19日、市役所を訪ね、三木正夫市長らから激励を受けた=写真。
 SO冬季世界大会の開催は4年に1度で、05年の前回大会は長野で開いた。今大会はアルペンスキー、フィギュアスケート、フロアホッケー、スピードスケート、クロスカントリースキー、スノーボード、スノーシューイングの7競技に、100の国と地域から3,000人以上が参加する。
 中村君が出場する競技はクロスカントリースキー50mクラシカル。3年ほど前に競技を始め、毎週日曜日に飯山市にあるクロスカントリーコースで練習を重ねてきた。昨年3月に山形県で開いた全国大会で優勝し、世界大会の選手に選ばれた。
 三木市長は「頑張って競技を楽しんで、いろいろな経験をして。中村さんの参加が後輩や市民の励みになる」と激励した。同席した父親の晴文さんは「不安もあったようだが、練習を重ねて自信が出てきたよう」と期待していた。
 県内からは中村君を含む10人(選手5人、役員・コーチ5人)が参加する。日本選手団は総勢87人。2月2日に東京で結団式を行い、3日に現地入り、13日までの同大会で競技や交流プログラムなどに参加する。

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