須坂市が8連覇〜県消防ラッパ吹奏大会で金字塔

2008-08-03 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 県と県消防協会が主催する第50回県消防ポンプ操法大会と第17回県消防ラッパ吹奏大会が27日、立科町で各消防協会代表チームが参加して開かれ、ラッパ吹奏で須高消防協会代表の須坂市消防団が優勝=写真、出場した大会で見事に8連覇を達成した。小型ポンプ操法に出場した須坂市消防団(第8分団で構成)は6位となった。

 ラッパ吹奏大会は平成11年まで隔年、12年から毎年開催。須高消防協会では代表チームを須坂〜小布施〜須坂〜高山の輪番制で送り出しており、須坂市消防団は平成元年、5年、9年、12年、14年、16年、18年の出場機会ごとに優勝し、県内各消防団から目標にされる存在となっている。
 大会には13チームが出場。課題曲5曲と自由曲2曲以上を規定時間内に演奏、規律20点・演奏100点の計120点満点で日ごろの訓練の成果を披露した。その結果、須坂市消防団は110.85点を獲得、毎回優勝を競い合う中野市を0.3ポイント差で振り切った。大会には三木市長を始め関係者多数が応援に駆けつけた。
 各分団から選抜された選手たちは6月中旬以降ほぼ連日にわたる早朝訓練を行い、その努力が実を結んだ。結果発表を聞いた瞬間、今回初めて主将を務めたラッパ長の岩崎仁さん(沼目町)は「連覇というプレッシャーがあった。ホッとした。吹奏者や指揮者の時とは違う優勝の味。本当にうれしい」と、自然に涙がこみ上げてきたという。
 今回の選手は前回の優勝メンバーから半数以上が入れ替わり、岩崎さんは「技術はあるが、県大会未経験者が多く、正直不安はあった。訓練ではいかに自信を持たせるかに努めた。本番は素晴らしい演奏で感激した。全員の力を結集した優勝」と振り返る。また、今年4月から消防団長に就任した依田浩明さん(小島町)は「8連覇を市民の皆様に報告でき本当にうれしい。多くの方々の支えがあっての優勝、練習会場近隣の皆様をはじめ市民の皆様のご支援ご協力に感謝申し上げます。この優勝は団としても大きな力となる。なお一層地域に根ざした消防団活動に努めていきたい」と話している。
 出場選手(補欠を含む)は次のとおり。名前の次は所属分団。
 ▽主将 岩崎仁=団本部(ラッパ長)▽指揮者 波多大樹=団本部(副ラッパ長)▽吹奏者 宮崎忠男=第1 傳田清=第4 松田欧二郎=第5 牧士郎=第7 永井隆広=第8 山岸由典=第11 山岸寛弥=第1 冨澤一明=第3 坂田和広=第11 湯本直樹=第4 長田剛=第5 山岸剛之=第9 田中匠=第9 山岸伸也=第11 神戸秀史=第2 村石時康=第8▽打楽器奏者 松本恵治=第3 中澤淳=第8 藤本芳樹=第6 中山剛志=第9。



2008-08-03 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント



須坂新聞


 須坂新聞はタブロイド判(20P~24P)で毎週土曜発行(年間48回)長野県須高地域(須坂市・小布施町・高山村・長野市若穂地区)で購読をいただいております。また配達地域外でも郵送にてご購読いただけます。購読料は1100円(月額/税込)です。購読お申し込みはこちらから。