2008-07-08 07:00 am by 須坂新聞
第29回少年少女囲碁全国大会の県代表選抜大会がこのほど大町市で開かれ、小学生Aクラスの部で、北信囲碁教室(須坂市)に所属する小山小学校6年の浦野貴之君(小山町)が優勝、8月5・6日に東京・日本棋院会館で開く全国大会に出場する。同教室は5人(写真)が4位以上に入る活躍ぶりで、2000年に開設して以来の地道な指導が実を結んでいる。
小学生Aクラス(有段者〜4級)には約20人が参加、トーナメントで戦った。浦野君は「相手は初めて対戦する人が多く打ち方が分からないので、とにかく自分の碁を打とうと思った」という冷静な試合運びで強豪4人を破って優勝、4年生で1回戦負け、5年生で2回戦負けの雪辱を果たした。浦野君は今回の優勝で日本棋院認定4段に昇段した。
同教室からは、前回大会の同クラスで岩崎風友人君(小布施町六川、現小布施中1年)が準優勝して全国大会に出場しており、2年連続の快挙となった。浦野君は「すごくうれしい。全国大会でも優勝を目指して頑張りたい」と意気込む。指導する常長虎徹さん(須坂市北旭ケ丘町)や長谷部貞夫さん(須坂市穀町)らは「教室から大勢の入賞者、また2年連続で全国大会出場者を送り出せて大変うれしい。浦野君の囲碁は攻めるタイプで、独特のひらめきがある。全国の大舞台でも果敢に攻めてほしい」と期待する。
このほか、小学生Bクラスで関谷紗織さん(高山村三郷、高山小4年)が4位に入賞。同Cクラスで山口洋輝君(須坂市八幡町、森上小4年)が優勝、宮沢尚樹君(小布施町横町、栗ガ丘小3年)が準優勝。それぞれ「うれしい。もっと強くなって上のクラスでやりたい」と喜んでいた。また、中学生の部では岩崎風友人君が4位に入った。
なお、同教室は幼稚園年長から成人まで42人が入会。例会は毎週土曜日午後に須坂市の南部地域公民館と旭ケ丘ふれあいプラザで交互に開いている。写真は左から岩崎君、関谷さん、浦野君、宮沢君、山口君。
2008-07-08 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
Tweet© 須坂市公認ポータルサイト・いけいけすざか. ALL Rights Reserved. Privacy Policy