須坂ニュース

2008-04-27 07:00 am by 須坂新聞

　百々（どど）川に鯉（こい）を泳がそう実行委員会（横谷貞治会長）は19日、高甫橋上流でこいのぼり100匹を取り付けた＝写真。酸性河川を魚がすめる川にと願い、合わせて端午の節句に地域全体で子供の成長を願う。5回目。110mの支柱間に1m間隔で結び付けたこいのぼりは風を受けて大空へ舞った。
　事務局長の丸山剛さんは「趣旨に賛同する人に基礎コンクリートや鉄筋、木材、ワイヤー、土木工事など資材・労力を提供してもらった。こいは高甫小であげていたものを引き継いだほか、市内外に提供を呼びかけて集まった。今年も市報で呼びかけた。中にはわざわざ買って提供くださる人もいてありがたかった。会員のボランティアの輪は広がっている」と話す。
　野辺町・望岳台育成会の児童と親が取り付けに参加した。内堀恒太君（小5）は「こいのぼりが川に落ちないようにしっかり結んだ。また見に来たい」。跡部まいこさん（同）は「去年に続いて2回目でうまくできた。市民の皆さんもぜひ見に来てください」と話す。設置は約1カ月間。

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