助け合い推進大会〜『助けて!』と言ってみよう

2008-02-03 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 「助け合い起こし」を推進・実行する「助け合い推進会議」は27日、市社会福祉協議会と共催し、メセナホールで「助け合い推進大会」を開いた。助け合い推進貢献者など17個人・6団体を表彰したほか、今回初めて募集した「助けられた体験談」の作品発表、寸劇、シンポジウムなどを行い、会場を埋め尽くした430人の参加者と共に、今回のテーマ「『助けて!』と言ってみよう―ちょっとお願いするには」について考えた。
 オープニングで、市内春木町在住のジャズシンガー牧さち子さんが作詞・作曲した助け合いイメージソング「愛の詩」を披露。初開催の「助けられた体験談」は県内外から23点の応募があり、選考の結果、助けられた大賞に住田靖代さん(広島県廿日市市)の「わかってください〜わが子の理解を地域に求めて」、助け合い推進会議会長賞に高橋美香さん(須坂市高橋町)の「心地よい場所」、須坂市社会福祉協会長賞に唐沢泉さん(駒ヶ根市)の「行ってやるで、待っておいなよ」が決定し、ステージで朗読発表した。
 寸劇は、勇気を出して身近な人に「助けて」と声を上げることから思いやりや助け合いの心が深まっていく様子を推進会議のメンバーが熱演、超満員の会場を笑いと感動で埋めつくした。
 またシンポジウムでは、いつも参加していた会に人の手を借りなければ参加できなくなってしまった場合、「あなたならどうする?」をテーマに会場参加型で行った。パネリストの島田愛子さん(市ふれあいボランティア結の会)は「会に来れなくなった人には電話をしたり、訪問したりして関係が切れないようにしている」と話し、佐藤とみ江さんは「目が不自由なため、まわりの人に助けてもらいながら詩吟の会に参加している。自分でできることは努力し、できないことはお願いして、心から『ありがとう』と感謝し、これからも参加させていただきたい」と前向きに話した。
 なお被表彰者は次の通り。
 【助け合い推進貢献者】坂田武=南原町 永田みつの=境沢町 佐藤とみ江=立町 大谷町老人会 趣味の会 須坂市ふれあいボランティア結の会
 【社会福祉事業功労者】西沢五郎=沼目町 横山芳美=井上町 坂田一子=豊丘町
 【社会福祉事業協助者】岡村軍治=塩川町 鈴木榮=南原町 花岡君江=北旭ケ丘町 生涯学習ボランティア・さざんかの会
 【高額寄付者】山崎友江=大日向町 滝澤一二三=北旭ケ丘町 須坂市消防団 フレッシュソシアルテン
 【模範介護者】高木重行=穀町 佐藤和代=中島町 牧加代子=井上町 竹前佐妓子=井上町 吾妻ユリ子=米持町 高木けい=亀倉町

2008-02-03 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント



須坂新聞


 須坂新聞はタブロイド判(20P~24P)で毎週土曜発行(年間48回)長野県須高地域(須坂市・小布施町・高山村・長野市若穂地区)で購読をいただいております。また配達地域外でも郵送にてご購読いただけます。購読料は1100円(月額/税込)です。購読お申し込みはこちらから。