須坂市議会一般質問〜最終処分場など市政をただす

2007-12-08 07:00 am by 須坂新聞

政治・経済 icon 市議会12月定例会は4〜6日、一般質問を行い、12人が市政をただした。最終処分場建設計画で「米子は断念すべきでは」の質問に、市は「客観的に選定を行った適地選定委員会の選定結果は尊重すべきと考える」。「範囲を拡大しては」には「候補地11、12(米子)に近接する地域も意見があれば検討したい」と述べた。ペット火葬場建設規制条例の制定では「国の法律改正や解釈の中で示されることがベターで動向を注視したい」と述べた。全国学力テストの結果も答弁した。
 最終処分場の範囲拡大では「須高地区適地選定委員会の選定を尊重する必要があるが、米子地区の意見を聴く中で近接する周辺地域の技術的科学的意見があれば検討を加える必要があると考える」。風評対応では「観光資源を生かした地区の活性化を図ることが風評被害をなくすことにつながる」と述べた。
 ペット火葬場は都市計画法上の開発行為の申請は要しないが、市内部機関の開発行為等調整委員会の調整が必要な案件であり「調整し、行政指導したが、今後は必要に応じ、地元住民の意見も聴いて調整し、結果は事業者と同時期に地元へも知らせたい」と述べた。
 全国学力・学習状況調査(全国学力テスト、4月24日実施、小6国・算、中3国・数)では「序列化や過渡の競争につながる公表は行わないとしたが、11月の教育委員会で保護者に知らせた方がいい内容は公表がよいとの議論から、その範囲内で、小学校全11校483人、中学校は修学旅行と重なった常盤中を除く3校390人が実施した」
 「小学校国・算のA問題(基本)はほぼ学習指導要領の内容が定着し、B問題(活用)は情報整理、理由を考える、説明する、記述することに抵抗があった。無回答率は国・算ともB問題で高い」
 「結果の分析では、小学校国語の課題は、A問題では聞き手の反応を確かめながら話す。メモを取りながら要点を書く。文章の構成を理解して書き換える。B問題では2つの文章の共通点を評価し、考えをまとめる。文章の内容と資料の情報とを関連づけて正しく読み取るなどが挙げられる」と述べた。

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