「鎧塚古墳にそっくり?」

2007-12-05 07:00 am by 須坂新聞

趣味・生活 icon 須坂市日中友好協会はこのほど、市指定文化財で県文化史跡の八丁鎧塚古墳に見られる積石塚古墳のルーツや友好都市の四平市を訪ねるツアーを行った。
 一行は青木廣安さん(市教育委員会嘱託)を団長に、田川栄さん=前市教育委員長、松沢久夫さん=同協会事務局長、関野清治さん=同協会理事、竹内富美子さん=同協会事務局員、木南富子さん=同協会会員の6人。成田から大連に入り、長野市の竹村製作所と炭平の合弁会社を視察、四平市では市政府を表敬訪問した。
 積石塚古墳群は四平市と同じ吉林省の集安市にあり、世界遺産に登録されている。須坂市内には積石塚古墳が100基以上点在、八丁鎧塚古墳などの出土品から、そのルーツは高句麗にあると言われており、高句麗の前期首都があった同市とは歴史的なつながりがある。
 集安博物館高句麗文化研究室研究員の案内で古墳群を見て回った一行は「八丁鎧塚古墳とそっくりで、鎧塚の歴史的価値を再認識した。鎧塚から千曲川を望む風景ともよく似ていた」と驚いた様子で、5世紀初頭に高句麗の人たちが信濃に渡来したロマンに思いを馳せていた。

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