2007-10-20 07:00 am by 須坂新聞
信州須坂銘酒蔵ぶ(楠茂幸発起人、会員約50人)は、須坂で開発された酒造好適米を市内塩野町の農家に委託して栽培し、田植えや稲刈りなど手伝い、市内の酒造場の協力で仕込み水もすべて須坂産という清酒を造った。その純米酒「信州須坂」を21日、市内酒販店で発売する。20日午後5時半から笠鉾会館で発表会・試飲会を開く。
須坂ブランドの日本酒は、信州須坂産業活性化推進会議(太田哲郎会長、事務局・市工業課)の農産物加工品のブランド化の取り組みから生まれ、同蔵ぶが企画し、遠藤酒造場(須坂市北原町、本社本上町、遠藤秀三郎社長)が醸造した。昨年取れた原料米を今年春に仕込み、半年熟成させたという。
酒造好適米「新美山錦」(通称)(品種名「ひとごこち」)は県農事試験場(須坂市八重森町)で98年に開発された。楠さんは地元で知名度が低く、栽培されていないことを知り、3年前に市内で栽培を始めたという。
醸造元の勝山敬三杜氏(とうじ)が大勢に支持される酒との要望にこたえ、ほんのり甘口のやわらかい口当たりが特徴という。720ml詰め、1,200本。価格1,200円(税込み)。試飲会は参加費500円で一般参加可。
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