2007-10-08 07:00 am by 須坂新聞
先月21日から30日まで実施した「全国交通安全運動」にちなみ、須高の各所で園児や児童らを対象にしたさまざまな取り組みが行われた。子どもたちは実際に道路などで正しい交通ルールを学び、安全意識を高めた。
《自転車の安全な乗り方指導〜森上小》
須坂警察署などは27日、森上小3年の児童約60人を対象に自転車運転教室を開いた。同署が今年度から実施する「小学生に対する自転車運転教室」の実施モデル校に同校を指定。校庭で自転車の安全な乗り方を指導し、筆記試験も行った。
管内では小学生の自転車事故が昨年度から3件発生している現状を受け、学校で自転車利用が認められる小学3年生を対象とした自転車教室を、行政と須高交通安全協会の連携で進める。来年度以降は順次拡大し、管内すべての小学校13校での実施を目指す。
講習会では、自転車安全教育特別指導員や須坂署員らが練習コース内の各ポイントに分かれ、児童の運転や安全確認の状況をチェック。「踏切を渡る時は必ず手前で止まり、降りて左右の安全を確かめ、押して渡ること」などを徹底した。
筆記試験は制限時間4分で「道断歩道は自転車に乗ったまま渡っても良いか」など8問。終了後は全員に「受講済証」と自転車用の反射板を配布した。竹内喜通交通課長は「見えない所にこそ危険がある。しっかり止まって安全確認しながら運転して」と呼び掛けた。
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