須坂ニュース

2007-08-05 07:00 am by 須坂新聞

　菅平へ上る国道406号（大字仁礼字仙仁山、通称米はかり）から入る「林道うつくし線」は、平成2年度から昨年度まで17年かけて林道4,304mと作業道1,557mを開設した。31日、しゅん工式（写真）を行い、テープカットや仁礼神楽奉納の会がしめ縄切りの舞を披露した。約60人が出席。式典後、仁礼会館で盛大に祝賀会を開いた。
　開設促進委員会（会長・高橋治良助仁礼会理事長、副会長・青木一晃井上、幸高、九反田、中島財産区管理会会長）が進めた。字仙仁山から長野市境の牛首まで総延長5,861m。林道（幅員4m）は13年間、作業道（同3m）は4年間に除間伐や山の手入れをしながら工事を行った。請け負った旭建設や長野森林組合、大極建設に感謝状を贈った。総事業費は4億円（国・県・市補助金）。
　利用面積は278ha。内訳は仁礼会157ha、須坂市81ha、井上、幸高、九反田、中島財産区40ha。管理は管理委員会と名称を変更して同委員会が行っていく。

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