2007-07-11 07:00 am by 須坂新聞
須坂市は1日、外来植物アレチウリの撲滅を目指し、相之島や福島、村山の千曲川河川敷で周辺住民ら150人以上が参加して一斉駆除を行った。写真は相之島の様子。
アレチウリはほかの植物をツルで覆い、成長を妨げるため、生態系に被害を及ぼす「特定外来植物」になっている。原産地の北米でも害草扱い。千曲川河川敷は在来種の生態を変える勢いで繁殖しているため、市や住民らが平成14年から毎年駆除している。
市生活環境課は「アレチウリをほかに拡散できないので、根を抜き、その場で自然に腐らせている。駆除作業の成果で年々少なくなっているが、一部で川沿いの草むらからリンゴやモモ畑に入り込んでいる所もあり、農作物への影響も心配。市民の協力をいただき、根絶に努めたい」と話している。
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