須坂市日中友好協会が創立50周年〜盛大に記念式典

2007-07-09 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市日中友好協会(会長=三木正夫須坂市長)は今年度で創立50周年を迎え、30日、スザカ迎賓館で約130人が参加して記念式典を開いた。
 同協会は1956年に県連に先立ち、須高日中友好協会として発足。72年に日中国交正常化、94年に須坂市・四平市友好都市締結などの変遷を経て、現在は102人が加盟、日中友好で結集する官民一体の社会的組織として活動している。
 当日は式典に先立って一般公開の講演会を開催、元中国外務省日本課長で、現在は(財)日中友好会館(東京)の常任理事を務める呉従勇氏が「最近の中国と今後の日中関係」と題して「友好の歴史の方が不幸の歴史よりはるかに長い。日本との関係を発展させることは基本的国策である。安倍首相の訪中で両国の行き詰まりは打破、新たな段階に入った」などと話した=写真左。
 式典では、三木会長が「激動の時代を両国の友好に尽くされた先達の皆様に感謝申し上げます。今後も新たな50年に向かって、友好の輪を広げていきたい」とあいさつ、西堀正司理事長((社)日中友好協会常務理事、県日中友好協会理事長)が会場の関係者を紹介しながら50年の歩みを振り返った。来賓代表で県日中友好協会の井出正一会長らが「須坂市の協会は県の活動の中核を担い、大きな役割を果たしてきた」と祝辞。また、功労者として3代会長の久保好政氏と5代会長の永井順裕氏に感謝状が贈られた。
 今回の50周年では記念事業として▽「50年の歩み」の発刊▽小学生卓球チームの日中国交回復35周年記念大会への参加―も実施。北京で開催の同大会は須坂市と四平市の小学生がチームを組んで出場するもので、須坂市の選手は高甫小6年の青木翼君(村石町)と日滝小6年の藤田美優さん(高橋町)の2人。須坂市の一行(樽井悦郎隊長、市村忠彦監督)は今月29日から8月6日まで訪中する。

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