2007-06-23 07:00 am by 須坂新聞
須坂市は避難勧告等発令基準検討会(赤羽貞幸会長、委員10人)で、豪雨による千曲川の増水と土砂災害危険個所から住民を避難させるための発令基準を定めた。25日、関係区長説明会を開く。県・長野地方気象台が今月から運用を始めた土砂災害警戒情報や、県が今月から運用する砂防情報ステーションから得られる土砂災害危険基準線を組み入れた。市内全域を対象にした豪雨災害の避難基準は県内初という。
千曲川避難では川沿い5町(相之島・北相之島・村山・福島・中島)と隣接3町(小島・八重森・沼目)、八木沢川閉鎖による内水対応で北相之島町に、避難準備情報や自主避難要請、避難勧告を、浸水区域全体に避難指示の基準を設定する。
土砂災害避難では、平成14年に県が指定した土砂災害危険個所84カ所に対して連続雨量か土砂災害警戒情報(県・気象台発表)に該当する場合、避難準備情報、避難勧告、避難指示を発令する。
また、同危険個所の中で傾斜45度以上か高さ45m以上の急傾斜地のうち、4カ所(穀町山崎、南原町臥竜山東、大日向町大日向団地、米子町米子不動奥の院)は連続雨量か土砂災害警戒情報に該当する場合、避難準備情報を発令する。
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