2007-02-09 07:00 am by 須坂新聞
峰の原高原の岡本鉄太郎さん(53、ペンション・ホワイトイーグル経営)はこのほど、須坂市産ヤーコンを使ったレトルトパックの「ヤーコン薬膳カレー」を発売した。東地区を中心に栽培に力を入れている根菜ヤーコンを国民食のカレーに加えて売り出すことで広くPRし、販路や需要拡大、まちおこしなどにつなげる考えだ。日本薬膳(株)、市ヤーコン研究会と協力して作った。
日本薬膳では、47種類のハーブやスパイスを配合した薬膳カレーをベースに、各地の特産物などを加えた「ご当地カレー」を製造している。それを知った岡本さんが妹の裕子さん(東京都)とヤーコンカレーを開発し、パッケージなどもデザインした。
ヤーコンは便秘改善や血糖値を下げる効果があるとされる。カレーには12mm角のヤーコン20gを入れ、シャリシャリした食感も楽しめるように工夫した。1袋200g、580円。
10月から11月にかけて市内で収穫されたヤーコン約150kgを使い、先ごろ5千食分を製造。追加分として1月26日に豊丘活性化センターで200kgを加工して東京都の同社に送り、6千食分を作る。
まちの駅信州すざかふるさと百貨店や湯っ蔵んど、市観光協会、ホワイトイーグルで売っている。今後はインターネットや、市内のスーパーなどでの販売も予定している。
岡本さんは「須坂市産のヤーコンは味、品質ともにいい。薬膳カレーと合わせて健康指向になっている。子どもから年配者まで幅広く食べてもらえる。地産地消にもつなげたい」と話している。穀町のつたやに依頼して期間限定のおやきも作る予定という。
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