須坂ニュース

2007-01-11 07:00 am by 須坂新聞

　小山小学校5年西組（新井重則教諭・34人）が12月21日、夏休み中に行った子どものための環境プログラム「キッズ・ISO14000」の活動成果を保護者や県地域温暖化防止活動推進員らに報告した。代表児童4人が電気、ガス、水道の節約や生ごみの減量などについて表などにして説明した。
　今回導入したプログラムはNPO法人国際芸術技術協力機構がISO14001の規格をもとに考案した管理システムの入門編。最初の1週間は普段通りに生活し、電気やガス、水道の消費量とごみの量をチェックした。現状を分析して家族でできることを話し合い、次の1週間で実行した結果をまとめた。
　発表した児童たちは「テレビの主電源は切る」、「家族みんなで一緒にお風呂に入る」「風呂の残り湯を洗濯に使う」「賞味期限を切らして食品を捨てない」など、家族で決めたいくつかの約束ごとを紹介。「水道は3.6立方メートルから3.3立方メートルに節約できた」「生ごみは13kgから4kgに減らすことができた」などと発表した。また、「子どもだけでなく、家族みんなで生活を見直すきっかけになってよかった。これからも環境のことを考えて生活したい」という感想が出ていた。

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