2006-08-10 07:00 am by 須坂新聞
須坂市沼目発祥の伝統野菜「沼目シロウリ」を栽培している日野小児童有志6人でつくる「沼目白瓜(しろうり)つくり隊」はこのほど、同地区の畑で初収穫した。
伝統を受け継ごうとことし5月に発足。沼目しろうり採種組合の勝山茂助組合長(沼目町)所有の畑約60平方メートルに植えた種がつるを伸ばして大きく生育した。
児童は長さ30cmほどになったウリを選別して一つひとつ丁寧に収穫。ずっしりと重い実を手に笑顔を見せていた。長原優喜君(5年)は「初めて見たけど大きくてびっくりした。もっとたくさんできるとうれしい。早く皆に食べさせてあげたい」と喜んでいた。
勝山組合長は「子どもたちが一生懸命作業してくれたおかげでいいウリができた。受け継いでもらえてうれしい」と感謝した。同校の竹内修校長は「取り組みを通して児童が郷土のことを知り、誇りに思えるようになれば」と話した。ウリは漬物などにして全校で味わうという。
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